2月中旬に、泉区のコンサートホールでヤマハCFIIIの調律を行いました。
このピアノは前回の調律からまだ1週間ですが、その間に音程が約2ヘルツ下がっていました。
短い期間にこれだけ音が下がった理由
ピアノは、温度や湿度の変化にとても敏感な楽器です。
仙台市内の主なコンサートホールには、温度と湿度が24時間一定に保たれたピアノ庫があり、普段はピアノの状態も安定しています。
しかし、舞台上との温度差が出やすい冬場などは、短期間でも音程に変化が出ることがあります。
コンサートホールのようにしっかりと管理された環境でも、このような変化が起こります。
実は、家庭のピアノも同じように、日々の温度や湿度の影響を受けています。
家庭で気をつけたいポイント
家庭のピアノは、ちょっとした気づかいで、狂いにくくなることがあります。
・エアコンの風が直接当たらないようにする。
・ヒーターやストーブは、ピアノから少し離して使用する。
また、洗濯物を干すことや、植物、水槽などが多いお部屋では、思った以上に影響を受けることがあります。
湿気は、音程の狂いや部品の不調につながる原因になるため、注意が必要です。
一方で、暖房の種類によっては乾燥し過ぎることもありますので、湿度が40%を下回る場合は、無理のない範囲で加湿していただいて問題ありません。
ピアノのことで気になる変化があれば、お気軽にご相談ください。
